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2018.11.15

自分の食べ方のクセを知っていますか?【管理栄養士のお悩み相談室・前半】

KenCoM編集部

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話し方や歩き方、立ち居振る舞いに個性があるように、食べ方にもそれぞれのクセがあります。
クセは長い時間をかけて身についたもの。時間を積み重ねれば重ねるほど、正しい姿に近づけるのは難しくなります。
食事に関してなら、いつも朝食は●●です、昼はたいていこのお店の△△です…というようなことはありませんか?

読者のお悩みNo.1は『お腹をスッキリさせたい』!

先日行った、ひさやま元気予報リリースイベントアンケートで、一番多かったお悩みは『お腹周りをすっきりさせたい』でした。

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栄養指導などをしていると『痩せるためには何を食べたら良いの?』という質問もよく聞きます。
今回のアンケート回答でも多かった、お腹周りの改善にも、まずはご自身の食べ方のクセを知って、それを修正していくのが一番です。

食べグセをシートでチェック!

どうやって食べグセをチェックすればいいのでしょうか。KenCoMでは簡単にチェックできるシートを作成しました。
以下の4つのシートをチェックして、それぞれ該当した項目の個数を数えてください。該当個数が多かったシートが、あなたの ” 食べグセ “ に一番近いものとなります。

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ここでチェックが多かったあなたは、糖質摂り過ぎタイプです。

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白ご飯が好きな人、ご褒美おやつをよく食べる人、甘い飲み物をよく飲んでいる人などに多いですよ。

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ここでチェックが多かったあなたは、脂質摂り過ぎタイプです。

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魚よりも肉をよく食べる人、揚げ物や炒め物が多い人は注意しましょう。

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ここでチェックが多かったあなたは、塩分摂り過ぎタイプです。

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味噌汁をよく飲む人、濃い味が好きな人、野菜をあまり食べない人などは要注意です。

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ここでチェックが多かったあなたは、省エネタイプです。

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朝食を食べない人、野菜の量が少ない人などによく見られます。
栄養が偏るため、栄養をうまくエネルギーにできていないタイプです。

満遍なくチェックがついた人は…

またチェックシート1~4のどのチェック項目も多い、または同数の項目がある場合は混合タイプです。

自分の食生活タイプを把握することから食生活改善は始まります

あなたの食事タイプはどれでしたか?
把握するだけでも、自分の食べグセを知ることができますよ。
ただし、これはあくまで簡易的なもの。本来であれば、個別に食生活を伺わないと正確な傾向は分からない部分もあります。今回のチェックは大まかな食べ方の傾向を知る、または食生活を振り返っていただくための参考としてご活用くださいね。

では、実際どう改善すればいいのでしょうか。次回はタイプ別の解決策をお伝えします。

▼次回の記事はこちら

将来の生活習慣病リスクを知るには・・・

(文・イラスト/KenCoM編集部)

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