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2016.08.26

食べるクスリ「しょうが」をもっと美味しくするレシピ

KenCoM編集部

皆さんは漢方薬の約7割にしょうがが使われていることをご存知でしょうか。しょうがといえば、体を温める効果があることで有名かと思いますが、こうした温め効果の他にも、様々な効果が期待されています。今回は、そんなしょうがを普段の生活の中で美味しく摂取できるレシピを紹介します。

しょうがに隠された健康効果

しょうがは体を温める作用が強く、冷え対策にピッタリとされています。また『毎日わずか10gでカラダが変わる ショウガで治す!痩せる!(株式会社芸文社出版)』という本には、免疫力を高めたり、脂肪を分解したりなど効果があるといわれています。

以前「お酢」を使った健康食材に注目が集まっていましたが、その中でもとりわけ注目を集めたのが「酢しょうが」でした。興味のある方はぜひ下の記事をご覧ください。

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簡単に、美味しくしょうがを食べるならこのレシピ!

しょうがには多くの健康効果が含まれているだけではありません。料理において薬味としても、食材の臭い消しとしても、さらには香りづけとしても使える万能食材なんです。非常に多くの料理に用いられることから「台所の神の申し子」と呼ばれるほどだとか。しょうがと言えば「しょうが焼き」などが有名かと思いますが、ここでは数あるしょうが料理の中から、日々の食事を美味しく健康にしてくれる「しょうが味噌」と、シャキッとする炭酸ドリンク「自家製ジンジャエール」の作り方を紹介いたします。

ご飯にも!野菜にも!食事が美味しく健康になるしょうが味噌の作り方

<材料>
しょうが・・・100g

天然醸造味噌・・・50g(味噌による塩分過多を防ぐため、化学調合ではなく天然醸造を選びます。)

りんご酢・・・大さじ2

てんさい糖・・・大さじ2

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<作り方>

(1)しょうがをよく水洗いをして、皮ごとみじん切りにします

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(2)みじん切りにしたしょうがをボウルなどに入れて、他の材料を全部混ぜれば出来上がり

とても手軽にできて、なおかつご飯やサラダなどにつけて食べるととっても美味しいしょうが味噌は、日々の生活の中に健康を取り入れてみようという方にはピッタリです。

サッと作れて、シャキッと美味しい自家製ジンジャエールの作り方

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<材料>
炭酸水・・・600cc

【Aの材料】
しょうが(薄切り)・・・270g
三温糖・・・180~200g
水・・・100cc
ブラックペッパー(ホール)・・・大さじ1
クコの実・・・大さじ1
赤唐辛子・・・1本
シナモンパウダー・・・少々
カルダモン・・・5粒
クローブ・・5個

上の左から「赤唐辛子」「カルダモン」「シナモン」
下の左から「ブラックペッパー」「クコの実」「クローブ」となっています

上の左から「赤唐辛子」「カルダモン」「シナモン」 下の左から「ブラックペッパー」「クコの実」「クローブ」となっています

<レシピ>

(1)水で洗ったしょうがを軽くスライスして、三温糖をかけ、軽くもみこみ、しばらく寝かせて水が出てくるのを待つ

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(2)Aの材料を全て小鍋に入れ、火にかけ、煮立ってきたら弱火にしてとろみがつくまで煮詰める

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(3)(2)の熱が取れたら、保存瓶に移しておく

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(4)グラスに(3)のシロップを一人分大さじ1、炭酸水を150ccを入れ。お好みで具材を刻んだものをのせて完成

体を温める効果のあるジンジャエールは涼しく暑さ対策をするのに最適です。まだまだ暑さが続きそうなこの時期にぜひ試してみてはいかがでしょうか。

毎日無理なく続けられるしょうがを健康習慣に!

しょうがを継続して食べることで、しょうがの健康効果が期待できると言われています。
毎日と聞くと大変だと思う方もいるかと思いますが、しょうがは日々のお料理が得意な方はもちろん、普段からあまり料理をしない方でも作り置きをすることで簡単に取り入れることができます。おつまみとして、ご飯のトッピングとして、ホッと一息つきたい時などに今回紹介させていただいたレシピを試してみてはいかがでしょうか。

参考文献

平柳要(監修)鈴木秀雄(編集)『毎日わずか10gでカラダが変わる ショウガで治す!痩せる!』株式会社芸文社,2010

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