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2018.10.29

風邪を引かないカラダに!栄養士が選ぶ食事とは?【健康美図鑑#27】

KenCoM編集部

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健康美図鑑#27 圓尾和紀さん(32歳)

素敵な人たちに、その秘密を教えてもらう本連載「健康美図鑑」。

第27回目は、連載「和ごはん」でもお馴染みの圓尾和紀(まるお・かずき)さんです。

栄養士の観点から自身の健康のために選ぶ食事とは、どんなものなのでしょうか?

僕の健康の秘訣は「和食と発酵食品」

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―どんなことをしていますか?

圓尾さん「普段から和食中心で自炊をしていて、味噌や納豆、塩麹といった発酵食品をよくとるようにしています。栄養や食品について勉強をするたびに、“やはり和食が自分に合うな”と気がつき、6年前ぐらいからとりいれるようになりました。最近では、お米は分づき米(※)を使い、味噌も手作りしています。この写真は、出汁のとり方の講習会を開いたときのものです」

※分づき米:玄米を精米したときに、何割お米を削るかによって、3分づき・5分づき・7分づきと分類される。

―続けてきて変わったことは?

圓尾さん「疲れにくくなって、風邪を全くひかなくなりました。もともと低かった体温が上がったというのも嬉しい変化でした。味覚も繊細になり、少しの塩分でも十分感じられるようになりました。

また、和食を食べていると日本人らしい暮らしができているという充実感や、伝統を受け継いでいるという感覚が持てるのも楽しく続けられている理由です」

お気に入りアイテムはコレ!

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末広醤油の淡口醤油

圓尾さん「僕の先祖にまつわる醤油です。圓尾家の先祖が淡口醤油の発明者で、その圓尾醤油の製法やラベルなどを一部受け継いでいるというもの。出汁の味を引き立てる味わいで、料理に深みが生まれますよ」

栄養士の圓尾さんは、和食中心の生活をしていてよい変化が訪れたのだそう。一般的に塩分が多いと言われがちな和食ですが、出汁をしっかり効かせたり、薬味を使うなどで塩分を調整することは十分に可能なのだとか。ぜひ試してみてはいかがでしょう?

動画でひとこと

※こちらの動画は音声が出ます。

■圓尾和紀さんのプロフィール

“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。日本の伝統食の良さを現代の生活に活かす「和ごはん」の考え方を伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。

【健康美図鑑】の過去の記事はこちらから

次回予告

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次回は、整骨整体院のオーナーである女性が登場します。
自身の身体の不調も整えることができたストレッチで、オフィスで座りながら簡単にできる、首と肩コリの解消テクニックを教えてくれました。お楽しみに!

(撮影/村上タケシ 取材・文/KenCoM編集部)

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