栄養士が厳選！食べても罪悪感なしの絶品スイーツ

仕事の休憩中や、友人へのちょっとしたプレゼント、実家への帰省時になど、美味しくて甘いスイーツが欲しくなる機会は何かとあるものです。
しかし甘いものは、カラダに悪そうだなとか、太りそうだなっていう気持ちが沸き上がりませんか？どうせならば、カラダにいいものを選びたいところ。

そこでKenCoMでは、“カラダが喜ぶスイーツ”と題して、栄養士の圓尾和紀さんに栄養学的な観点でおすすめできる優秀なスイーツを厳選してもらいました。

実際にご自身でも愛用しているお店をピックアップしてくれましたよ。

■圓尾和紀（まるお・かずき）さん
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。日本の伝統食の良さを現代の生活に活かす「和ごはん」の考え方を伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。

圓尾さん「小麦粉を使わずに、きび、ひよこ豆粉、米粉をブレンドして作られたマフィンです。動物性食材を使っていないためカロリーも控えめ。それでいて十分な重量感もあって大満足です。さらに、月替わりのフレーバーが楽しめるので季節に合わせた贈り物にもぴったり。自然な甘さで飽きのこない美味しさですよ！」

圓尾さん「食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富なことで今話題を集めているホワイトソルガム(白高きび)を使ったグルテンフリークッキーです。玄米粉やナッツが入っていて、ザクザクとした食感で食べ応えがあります。こちらは、シナモンメープル味です。シナモンと優しい甘さのメープルがあとを引きます。そしてかぼちゃの種がいいアクセントに！」

販売元：8ablish

圓尾さん「麻布野菜菓子のフィナンシェは、野菜をたっぷり使っていて素材の味が生きています。トマト、ホウレンソウ、かぼちゃなど、抗酸化成分を含んだ緑黄色野菜がふんだんに使われていて、身体の酸化防止にもよいお菓子です。野菜嫌いの方でも、これならば食べられるかも！？」

圓尾さん「こちらは短時間で水分を飛ばす低圧フライ製法という方法で作られた野菜チップスです。それにより野菜本来の濃厚な味が楽しめます。こちらはスパイシーなカレー味。そのほかにもあじ塩や、期間限定でチョコレートやキャメルといったフレーバーもあり、その期間ならではの変わり種も楽しめます」

販売元：麻布野菜菓子

圓尾さん「モアハピネスは、オーガニックで無添加、そしてグルテンフリー（小麦タンパクを使っていない）の焼き菓子をたくさん扱っているお店です。小麦アレルギーの方でも美味しいお菓子が食べられますよ。ここのマフィンは味も美味しいですし、話題のグルテンフリー、オーガニックというキーワードが好きな女性への手土産の際に利用しています」

圓尾さん「このクッキーは見た目が可愛いですよね。女性や小さなお子さんがいらっしゃる家庭への手土産におすすめです。また、素材はすべてオーガニックで添加物不使用なので、初めてお会いする方への手土産にしても安心です」

販売元：モアハピネス

圓尾さん「東京で地酒を作っている酒蔵さんの酒粕を使った、植物素材のみを使用したクッキーとマフィンです。動物性よりもカロリーは抑えめなのが嬉しいポイント。ほんのり酒粕の香りがする自然な甘味と素材ならではの味が美味しいんです。酒粕に含まれるタンパク質やビタミンB群が豊富で、美肌作りにもよさそう！また乳製品や卵、小麦粉を使用していないのでアレルギーがある方も召し上がっていただけます」

圓尾さん「このお饅頭もおすすめです！純米大吟醸『大利他』と酒粕を使って作られたもので、白砂糖は一切使わず、希少糖と素焚糖を使用しているからカラダにとっても優しいんです。もちもちの食感も美味」

販売元：豊島屋Rita-Shop（2018年9月4日（火）まで改装工事中）

砂糖をたっぷりと使った洋菓子はもちろんとっても美味しいけれど、年齢を重ねてくるにつれてやはり気になるのは、どんな食材が使われているか。

栄養士の圓尾さんが挙げてくれたスイーツは、どれも身体に優しい食材で作られた絶品ばかりですよ。ぜひチェックしてみてくださいね。

（画像提供／各店舗　取材・文／KenCoM編集部）