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2018.05.18

首・肩・背中を整えて、しつこいコリを解消!【人生を変えるシェイプアップMAKE BODY#5】

KenCoM編集部

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ボディメイキングのスペシャリストである大島康嗣先生に、美しい身体になるための方法を伝授していただく本連載「人生を変えるシェイプアップMAKE BODY」。

会社員のバキちゃんが挑戦し、2ヵ月半をかけて身体を変えていきます。

今回は、オフィスでもできる!上半身のコリを解消する方法です。

簡単!肩甲骨の歪みを整える

大島先生「上半身の歪みに最も効果を発揮するのが、肩甲骨の歪み矯正です。これによって上半身のバランスはぐっと整います。今回は、簡単にできるのに、効果が高い2つのストレッチをご紹介します!」

二の腕やせにも効果的!肩甲骨タッチ

大島先生「肩甲骨周りの筋肉をゆるめながら、二の腕、首、肩、背中全体のテンションを安定させるストレッチです。コリ固まってしまった肩甲骨周りの筋肉に刺激を加えていきます。二の腕やせにも効果的ですよ!」

【HOW TO】

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①勢を意識して、足から頭の先がまっすぐに立っていることを確認する。足は肩幅に開いてまっすぐ立ち、片手を“前から”上げていく。

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②頭の上まで手を上げたら、ひじを曲げて頭の後ろへ倒す。

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③逆手でひじを掴み、真横に引っ張る。痛みが強いようならばできるところまででOK。このときお尻を軽く引き締め、お腹を上方へ引き上げたまま、目線は1〜2メートル上を見上げる。

肩甲骨を大きくぐるぐる回す

大島先生「次は、肩甲骨を集中的に動かしていきます。これもなるべく大きく動かすためのコツを抑えてしまえば、本当に簡単。オフィスでもできますよ!」

【HOW TO】

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①親指を鎖骨の下にあるくぼみに当てる。なるべく腕を動かさずに肩を回したいため、固定する。

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②上半身を大きく使ってひじを回す。このとき、肩甲骨がしっかり動いていることを意識する。親指の位置は身体から離さなければズレてもOK。上の動画のように親指を胸から肩の周辺で円運動させると、合わせてひじも身体の横で円運動をすることにつながる。

横から見るとこんな感じ!

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上半身を大きく反りながら、腕を大きく回して肩甲骨のアプローチする。ひじを身体の横で前、上、後ろ、下方向へと立体的に動かせるかトライしよう!

POINT

大島先生「上半身は腹筋を伸ばそうとすると、腰を痛めずに背骨がしなってきます。また、曲げた肘を大きく回転させると、肩甲骨、胸、脇腹、背中が正しい位置に戻り始めますよ!」

肩甲骨が整えば、上半身の歪みの約70%は解決!

大島先生「日々の生活の中で、意外と使えていないのが肩甲骨です。それによりどんどん凝り固まってきてしまいます。このストレッチはとても簡単ですが、きちんとポイントを押さえていただければ、かなり効果が出ます。はじめは、痛いなと思う方も多いかもしれませんが、続けていくことが大切です。首や肩が凝ってきたなと感じたら、オフィスでも、自宅でも、ぜひやってみてください!どんどん綺麗な上半身に整っていきますよ」

モデル・バキちゃんからの一言

バキちゃん「写真で振り返ってみると、自分が思っていたよりもうまく回せなかったです。けれど、ストレッチをしたあとは、首や肩周りが軽くなりました!日頃から肩甲骨を動かすことを意識していきたいです」

次回は、背中肉を撃退してバストアップも狙う!

次回は引き続き上半身を整えていきます。女性が気になる背中周りのお肉をすっきりさせながら、同時にバストアップが狙える夢のようなストレッチです。
お楽しみに!

(撮影/山田和伸 取材・文/KenCoM編集部)

監修者プロフィール

■大島康嗣(おおしま・やすし)さん
アメリカ、ヨーロッパ、日本と、世界を股にかけて活躍するカラダに関する専門家・ムーブメントスペシャリストとして活動。国内外のセレブリティやコレクションモデルのボディメイキングをはじめ、医師たちの心身調整も手掛ける。また大学との共同研究や、有名スポーツメーカー、メゾンブランドのプロダクトディレクション、空間デザインなど、マルチに活躍する。いつもポジティブで、会うだけで元気がもらえるとあって、悩み相談のために先生のところに訪れる人もいるほど。

モデルプロフィール

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■バキちゃん
大手IT企業で経理を担当する26歳。就職をしてから体重が増えてしまい、なかなか落ちなくなってきたのだとか。目標は美しく健康的に身体を絞ること。

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