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2018.05.04

スラリと伸びたまっすぐ美脚への近道【人生を変えるシェイプアップMAKE BODY#4】

KenCoM編集部

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ボディメイキングのスペシャリストである大島康嗣先生に、美しい身体になるための方法を伝授していただく本連載「人生を変えるシェイプアップMAKE BODY#4」。

会社員のバキちゃんが挑戦し、2ヵ月半をかけて身体を変えていきます。

今回は、どこでも簡単!脚をまっすぐに整える方法です。

腰、ひざ、足首の関節をゆるめて整える

大島先生「まっすぐ脚になるためには、まずは腰、ひざ、足首の関節をほぐしてゆるめて整えていくことが大切なんです。ここは丁寧にやっていただきたい大切なところ。トレーニングはもうちょっとだけ待ってくださいね!」

骨盤を内側に押し入れる

大島先生「骨盤のでっぱりを内側に押し込めるように、力をゆっくりとかけて入れていきます。それによって骨盤回りから太ももにかけてが正しい位置に戻りやすくなっていきますよ」

【HOW TO】

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①足を内股にして、肩幅程度に開いて立ちます。そのとき、手は骨盤に当てます。

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②身体を倒します。手で骨盤を押し込むようにするのがポイント。ここで10秒キープします。左右ともに行います。

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③脚全体が外向きになるよう開き、足幅はこぶしひとつ分くらい。先ほどと同様に片手で腰骨を押し込むようにする。このとき、逆側のお腹が伸びるように意識する。

腰、ひざ、足首をぐるぐる回す

【HOW TO】

大島先生「次に脚を構成する大切な部分である、腰、ひざ、足首といった関節のつまりをほどいて、可動域を広げます。それによって脚が軽く動きやすくなるんです。これこそ、脚をまっすぐにするために必要な動き!」

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①足は肩幅に開き、骨盤に手を当ててゆっくりとぐるぐる回す。右に5回、左に5回、なるべく大きく動くようにする。また、骨盤を身体の内側に押し込むよう意識する。

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②次に、足の位置はそのままにして腰を落とし、ひざに手をつく。両ひざはつけずに、そのままぐるぐると回す。右に5回、左に5回ずつ行う。

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③最後は、足首。まっすぐに立って骨盤に手を当てる。このとき片方の足を後ろに引く。足の指を寝かせるようにつけて、ぐるぐると足首を回す。左回し、右回しを両足とも。

POINT!

大島先生「足を一歩後ろに引くことがポイントです。これによって足首の可動域が広がりつまりが取れやすくなります。また、ここがつまっている人は、左回しか右回しのどちらかが回しにくいと感じるはず!」

脚は身体のクセが出やすい場所!まずは整える

大島先生「脚を細く見せたいと願う女性は多く、トレーニングからスタートしてしまう人も多いはず。しかし、身体の歪みやクセが出やすい脚はまずは整えることが先決です。引き締まった美脚を手に入れる第一歩として、まずはこの動きを習慣的にできるとよいですね」

モデル・バキちゃんからの一言

バキちゃん「こんな簡単な動きで脚のラインを整えることができるとは驚きでした!また、腰・ひざ・足首の回す方向を変えてみると、片方がやりにくくて自分の身体のつまりを実感できました。スムーズに回せるように、続けていきたいです」

次回は、首・肩・背中を整えてコリを解消!

次回は、いよいよ上半身を整えていきます。オフィスワーカーの職業病と言っても過言ではない上半身のコリを、スカッと解消し、身体のラインを整えていく方法をご紹介していきます。

(撮影/山田和伸 取材・文/KenCoM編集部)

監修者プロフィール

■大島康嗣(おおしま・やすし)さん
アメリカ、ヨーロッパ、日本と、世界を股にかけて活躍するカラダに関する専門家・ムーブメントスペシャリストとして活動。国内外のセレブリティやコレクションモデルのボディメイキングをはじめ、医師たちの心身調整も手掛ける。また大学との共同研究や、有名スポーツメーカー、メゾンブランドのプロダクトディレクション、空間デザインなど、マルチに活躍する。いつもポジティブで、会うだけで元気がもらえるとあって、悩み相談のために先生のところに訪れる人もいるほど。

モデルプロフィール

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■バキちゃん
大手IT企業で経理を担当する26歳。就職をしてから体重が増えてしまい、なかなか落ちなくなってきたのだとか。目標は美しく健康的に身体を絞ること。

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