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2018.02.01

ふかーい呼吸で眠りの世界へ……開脚の柔軟性も高めるポーズ【ぐっすり快眠ヨガ#2】

KenCoM公式:ヨガインストラクター・相楽のりこ

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胸を開いて、たっぷりの酸素を取り込む

眠る時にこそ気をつけたいのが呼吸です。呼吸が浅いまま眠ると眠りも浅くなり、夜中のちょっとした物音や自分自身の寝返りなどで目覚めてしまうことも。
そこで試して欲しいのが『横たわるがっせきのポーズ』
がっせきとは足の裏同士を合わせることをいいます。このポーズをとることで、股関節周りが開くことはもちろん、胸回りも大きく開き、息を大きく吸えるように。
さらに、股を大きく開くことで柔軟になるのはもちろん、血流の改善や膀胱や腎臓といった腹部臓器の活性化も図れますよ。

【HOW TO】

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① ベッドやマットの上にリラックスして仰向けに寝る。

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② 両膝を胸に引き寄せ、両手で抱える。この姿勢で大きく長く1呼吸。頭と尾骨が浮かないように注意すること。

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③ 両手を離し、胸を広げるように大きく左右に広げる。手のひらは上向きに。脚はお尻のすぐ下にかかとが来るようにゆっくりと下ろす。

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④ 両膝を左右に倒していき、それに合わせて両足の裏同士を合わせる。両膝は無理に開かず、自然に倒れるところで止める。そのまま5〜10呼吸。重力に身を任せて、両膝を開いていく。

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⑤ ゆっくりと膝を寄せていき、膝立ちの状態に戻す。

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⑥ 脚を伸ばしつつ、両手を体側に寄せていき、寝姿勢へ。そのまま眠れる場合は眠る。

【ONE POINT】

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両膝を広げた際に、腰が浮かないようにしましょう。身体を傷める原因になります。
両膝が天井の方向へ浮いているようなイメージをして、腰をしっかりとベッドやマットに深く落ち着かせましょう。
股関節が柔らかくなることで、腰の痛みも和らぎます。
女性の場合、生理痛の緩和にも繋がりますよ。

動画を見ながらご一緒にどうぞ

著者プロフィール

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■相楽のりこ(さがら のりこ)
タレント業を経てヨガインストラクターへ。現在は渋谷区千駄ヶ谷に『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』をオープン。初心者でも楽しめるメソッドには定評があり、ヨガのリフレッシュ効果やパフォーマンスアップ効果を多くの人に伝えている。

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