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2022.11.30

型なしOK!ワンボウルで作れる「糖質オフ・レアチーズケーキ」

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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ダイエットなどの理由で、糖質を気にしている方は多いですよね。糖質制限中に、どうしても食べたくなるのが甘いスイーツ。特にこれからの時期は、クリスマスや忘年会、新年会など、スイーツを食べる機会も増えるはず。あまり我慢しすぎると、反動でリバウンドも起こりやすくなります。

そこで今回ご紹介するのが、糖質オフレアチーズケーキです。

糖質オフのスイーツは、カロリーまで削ってしまうと濃厚さがなくなり満足感を得にくくなります。すると、食べすぎてしまったり、他の甘いものを食べたくなってしまう傾向に。

このレシピは、クリームチーズに生クリームをたっぷり合わせることで、満足度の高い濃厚な美味しさを実現。また、チーズケーキの土台となるビスケットを省き、代わりにきな粉をかけることで香ばしさをプラス。糖質やカロリーを抑えながら、たんぱく質も摂れる理想的なチーズケーキです。

また、型がなくても大丈夫!ボウル1つで作ることができますよ。

【材料】

クリームチーズ 200g
生クリーム 200g
粉ゼラチン 小さじ3(8g)
はちみつ 大さじ3※
きな粉 100g

※甘さ控えめなので、しっかりと甘く糖質オフしたい場合は、糖質ゼロのラカントなどの甘味料50gで代用すると良い。はちみつがない場合は、糖質は少々上がるが砂糖大さじ3で代用しても良い。

作り方

レンジ加熱し、柔らかくしたクリームチーズ

レンジ加熱し、柔らかくしたクリームチーズ

1.クリームチーズをラップに包み、600wの電子レンジで30秒加熱して柔らかくする。

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2.粉ゼラチンには大さじ3の水を加えてふやかしておく。 

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3.生クリームはパックのまま3分くらい振る。(こうすることで、3分立て程度の泡立てに仕上がる)

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4.中くらいのボウルに、1で柔らかくしたクリームチーズとはちみつを入れて混ぜ合わせ、3で3分立てに泡立てた生クリームも加えてよく混ぜ合わせる。

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3.2でふやかしたゼラチンを600wの電子レンジに30秒かけて溶かし、4に加えてよく混ぜ合わせる。

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4.ラップをして、冷蔵庫で2~3時間冷やし固めたら取り出す。
このまま大きなスプーンですくってきな粉をかけて食べても良いが、ホールケーキとして皿に取り出す場合は、フライパンに熱湯を沸かし、生地の入ったボウルの底を2秒程度、サッとくぐらせる。この時、熱湯に長い時間つけると全体が溶けてしまうので、そうなった場合は再度冷蔵庫で冷やして固めなおすと良い。

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5.生地のふちにナイフやフォークを入れて側面を数か所はがし、平たい皿をかぶせてひっくり返して、ボウルをそっとはずす。

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6.上面にきな粉をふる。あれば粉ふるいを使うときれいに仕上がる。

おいしいワンポイントアドバイス

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甘くクリーム濃厚なケーキでも、材料を変えれば、罪悪感なく食べられますよ。
レアチーズケーキでお馴染みのビスケット生地は、小麦粉と砂糖で糖質のかたまりなので、きな粉を使って香ばしさを出し、甘味はGI値が砂糖より低いはちみつを使って、少ない甘味でも深い味わいを出しています。

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著者プロフィール

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りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

制作

文・レシピ・写真:りんひろこ

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