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2022.11.02

レンジでカンタン!冬の体調管理にもおすすめ「えびのレンコン蒸し」

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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しゃくしゃくとした歯応えが特徴のれんこん。ほぼ通年出荷されていますが、実は秋から冬にかけて旬を迎える野菜です。

歯応えを楽しむなら煮物やきんぴらなどが定番ですが、実はれんこんをすりおろして加熱すると、粘り気が出てもちもちとした食感になります。
えびも加えて一緒に蒸せば、寒い時期にぴっったりの美味しい一品になります。レンジで作れるので、蒸し器がなくてもOKです。

ビールや、日本酒にもぴったりですよ。

【材料(3~4人分)】

えび 4~5尾
れんこん 中1節(150g程度)
マヨネーズ 大さじ1

めんつゆ 大さじ1/2
水 大さじ3
片栗粉 小さじ1/2
長ねぎ 5cm程度

作り方

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1.れんこんは皮をむき、すりおろす。えびは殻と背わたを取り除き、3等分に切る。長ねぎは小口切りにする。

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2.縁の高さのある耐熱容器に、すりおろしたれんこんを汁ごと入れ、マヨネーズを加えてよく混ぜ合わせてから表面を平らにならす。

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3.上にえびと長ねぎを散らし、ふんわりラップをかけて、600Wの電子レンジで4分加熱する。

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4.あんをつくる。別の小さめの耐熱容器に、めんつゆと水、片栗粉を入れてよくかき混ぜ、ラップをせずに600Wの電子レンジで30秒加熱する。
一度取り出してよくかき混ぜてから再び電子レンジで30秒加熱してかき混ぜ、とろみがついたらOK。

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5.4のあんを3の料理の上にかける。

おいしいワンポイントアドバイス

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れんこんに含まれる粘り成分のムチンは胃壁を保護したり、タンパク質を分解する作用があります。胃腸の働きを助けてくれるので、胃もたれや胸やけ解消も期待できます。

また炎症を抑える作用のあるタンニンも含まれています。ムチンの粘膜を強化する作用とあわせて免疫力を高めるので、これからの季節にウイルスなどの外敵から身を守ってくれますよ。

りんひろこ

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料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。