ハロウィンディナーの彩りに！「かぼちゃとブロッコリーのサラダ」

ハロウィンはもともと、アイルランドのケルト人による、新年（11月１日）を迎える前日の大晦日の行事と言われています。死者の霊が家族を訪ねてくる日とされ、食べ物や飲み物を用意してお迎えするという風習がもとになっています。
日本でいうところのお盆のようなものでしょうか。

今ではアメリカを中心に、仮装パーティーをしてお菓子をもらう日として世界的に有名な一大イベントになっています。
この時期はアメリカで旬を迎えるかぼちゃを使って飾りつけがされたり、お菓子として振る舞われたりしますが、同じく日本でもかぼちゃが美味しい時期ですね。

今回は、かぼちゃをお菓子ではなくごちそうサラダに仕立てた華やかな１品をご紹介します。ワインなどのお酒にも合いますよ。

ブロッコリー　1/2個
かぼちゃ　150g
ソーセージ　５本

Ａ
ヨーグルト　大さじ２
マヨネーズ　大さじ２
塩・こしょう　各少々

１．ブロッコリーは小房に分け、かぼちゃはわたとへたを除いて太いところで1cm幅に切る。ソーセージは斜めに半分に切る。

２．鍋にたっぷりのお湯を沸かして塩（分量外）少々を入れ、ブロッコリーを１分程度茹でてざるに取り出し火を止める。火を止めたばかりの熱湯にソーセージを入れ、そのまま10分置いておく。
※70～80度程度で茹でるとソーセージがおいしくなる

３．かぼちゃは耐熱容器に平たく並べてラップをし、600Wの電子レンジで４分加熱したら取り出し、皮ごとフォークなどでつぶしておく。

４．かぼちゃを加熱している間に、Ａを混ぜ合わせておく。

５．皿にブロッコリーとソーセージを盛り合わせ、３のかぼちゃを全体に散らして盛り付ける。

６．４のドレッシングを回しかければ完成。

かぼちゃにはβ-カロテンが豊富に含まれています。強い抗酸化作用があり、免疫賦活（ふかつ）作用が期待できると言われています。
またβ-カロテンは体内でビタミンＡに変換されて使われていて、動脈硬化を予防したり、老化に対してもケアできると考えられています。

※免疫賦活作用：身体の免疫を活発に促すはたらき

料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』（世界文化社）がある。