キツイけど効く！リバースノルディックカールで体幹強化【筋トレ図鑑＃49】

スクワットをはじめ、下半身を強化する筋トレは様々ですが、その中でも下半身の筋肉をバランスよく鍛えることができ、姿勢改善、体幹強化が目指せるのが今回ご紹介する「リバースノルディックカール 」です。一見簡単そうに見えますが意外とキツい！

また、年齢を重ねると意識したい股関節の柔軟性も期待できるため、ぜひ地道に行ってみましょう。

１：床に膝をついて腰幅に開き、頭から膝が一直線になるようにして膝立ちになる

２：頭から膝の一直線ラインを崩さないようにし、お尻にキュッと力を入れながら、膝を曲げて体を後方に倒す

３：太もも前の筋肉を意識して、元の膝立ちの姿勢に戻る

目安：10回１セット

腰を反ってしまったり、股関節が曲がった状態で行ってしまうと、太もも前の筋肉への刺激が入らず腰を痛める原因になります。そのためお尻をキュッと締めて、お腹の力が抜けないように行ってください。

大腿直筋（大腿四頭筋）

「シングルレッグデットリフト」、「ブルガリアンスクワット」を組み合わせると、下半身の筋肉をバランスよく強化でき、引き締まった足、姿勢改善効果が期待できます。

（文：kencom編集部　モデル：河村玲子　写真：村上タケシ）

中村 雅貴（なかむら・まさたか）
柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ５万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メソッドを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。