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2022.03.02

春の苦味でお酒がすすむ!「菜の花と鶏ささみのキムチ和え」

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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一面に広がる黄色の菜の花畑をみると、いかにも「春」という感じがしますね。食用の菜の花は花の開花前が旬なので、2~3月の今が旬の野菜です。

今回は旬の菜の花を使った、レンジだけでできる簡単なおかずです。菜の花の苦みとキムチの辛味でビールにも合うおつまみになりますよ。

【材料(2人分)】

菜の花 100g(1/2束)
鶏ささみ 中2本
水 大さじ1
酒 大さじ1

キムチ 70g程度
醤油 大さじ1
ごま油 大さじ1

作り方

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1.菜の花は3cmに切り耐熱容器に入れラップをし、600Wの電子レンジで1分加熱する。

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2.鶏ささみは筋を取り除き、耐熱容器に入れる。酒をふりかけてラップをし、600Wの電子レンジで2分加熱。取り出してから粗熱が取れるまで2~3分ラップをつけたままにしておく。

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3.キムチを1cm幅に切る。

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4.2の鶏ささみは粗熱が取れてから一口大に割き、1の菜の花、3のキムチを合わせて、醤油とごま油も加えて混ぜ合わせる。
※冷蔵庫で4~5日保存可能

おいしいワンポイントアドバイス

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花が開く前の菜の花はまさに生命エネルギーにあふれていて、栄養が豊富です。

春の野菜に特徴的な辛味はイソチオシアネートという成分で、加熱にも強く、抗がん作用や抗菌作用、肝機能の向上、そして強い抗酸化作用があり、免疫力を高めてくれます。
そのほか、βカロテン、ビタミンCや葉酸、ビタミンEなどの、ビタミンやミネラルも豊富です。

優良なタンパク質を含むささみと合わせるとバランスが良くなりますよ。

りんひろこ

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料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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