忙しい時のランチにぴったり！フライパン１つで「喫茶店風ナポリタン」

在宅勤務やオンライン授業など、家族が家にいることが増えて、昼ご飯や夜ご飯をなるべく手軽に用意したい時にパスタは便利ですね。

しかしそれでも、たっぷりのお水を沸騰させないといけなかったり、パスタを別茹でにしてザルにあげたり、別に炒めたソースと合わせたりなど、洗い物もたくさん出て面倒！そんな時には、フライパン１つでパスタを茹でるところからそのまま具材の加熱や味付けまでしてしまう、ワンポットパスタの調理法がラクチンですよ。

今回はみんなが大好きな喫茶店風ナポリタンを作りました。お昼ご飯にぜひ作ってみてください。

※（）は２人分で作る場合

スパゲッティ　100g（200g）
玉ねぎ　1/4個（1/2個）
ピーマン　１個（２個）
ウィンナーソーセージ　２本（４本）
にんにく（チューブでもOK）　ひとかけ
オリーブオイル、またはサラダ油　大さじ1/2（大さじ１）
トマトケチャップ　大さじ３（大さじ６）

水　300cc（600cc）
コンソメ（顆粒）　大さじ1/2（大さじ１）

塩　適量
こしょう　適量

１．ウィンナーソーセージは斜め薄切りにし、玉ねぎは薄切り、ピーマンはたねとへたをとり、細切りにする。にんにくも薄切りにする。

２．フライパンに水とオリーブオイルを入れ、半分に折ったスパゲティを加え蓋をし、中火～強火の間くらいで加熱する。沸騰してから、スパゲッティの表示時間通りに茹でる。

３．茹であがる２～３分前に蓋を取り、ソーセージ、玉ねぎ、ピーマン、にんにく、コンソメを加えてさらに茹でる。

４．表示時間になり水分が少なくなったら、ケチャップを加えて塩こしょうをし、水分を飛ばしながら強火で炒め合わせる。

どんぶりや麺類など一品料理は炭水化物が多く、タンパク質やビタミンが不足しがち。ですがパスタの原料であるデュラム・セモリナ粉は、タンパク質を100gあたり13g（小麦粉の1.6倍）も含んでいます。

今回のナポリタンのレシピは、既製品のパスタソースを使わず、玉ねぎやピーマンなどの野菜も加えているのでビタミンや食物繊維も取れます。
とにかく時間がない！という時に便利なので、ぜひ作ってみてください。

料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』（世界文化社）がある。