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2022.02.09

バレンタインのディナーにいかが?「ビーフステーキのチョコソース掛け」

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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もうすぐバレンタインですね。

チョコレートはそのまま食べるだけでなく、料理の隠し味として使うのもおすすめ。コクとまろやかな甘みが生まれます。
カレーなどの煮込み料理は定番ですが、ステーキのソースにしても美味しいですよ。

料理にも活用することで、おやつなどの間食ではなく、食事としてポリフェノールを自然と摂ることができます。もらったチョコが余った時にもぜひ活用してみてください。

材料(2人分)

ステーキ用牛肉 2枚(200~300g)※
塩 少々
こしょう 少々
油 少々


赤ワイン(料理酒でもOK※) 大さじ4
板チョコレート 5g(1と1/2かけ)※
中濃ソース 大さじ1

クレソンなど彩り野菜(あれば)適量

※牛肉は厚さ1.5cmの1枚150g程度のものを2枚か、2〜3cmの厚さの1枚200g程度のものでも、どちらでも良い。脂身の多い和牛より、赤身肉のほうがおいしくできる。
※赤ワインがない場合は、普段使っている料理酒(日本酒でもOK)で代用可能。こちらの方が、後味がすっきり仕上がる。
※チョコレートはブラックタイプを使ってください。板チョコレートでも製菓用チップタイプのチョコレートでもOK。

作り方

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1. 牛肉に塩こしょうを振る。

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2.フライパンに油を熱し、牛肉を入れて強火で両面をこんがり焼き色をつける。さらに中火でミディアムレアに焼く。(厚さ1.5cmの肉の場合は3分程度)

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3.火を止め牛肉を取り出し、肉汁の残っているフライパンにAの材料をすべて入れる。

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4.中火にかけ、ぶくぶくと沸騰させてアルコール分を飛ばし、少しとろみがついたら火を止める。

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5.3の牛肉を一口大に切って皿に盛り、4のソースをかけ、クレソンなどを添える。

おいしいワンポイントアドバイス

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チョコレートといえば、その健康効果が注目され、様々な種類のチョコレートが店頭に並ぶようになっています。
実際、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは高い抗酸化作用を持ち、肌老化の防止や、動脈硬化の予防、アレルギーの改善、精神安定などの効果が期待できるといわれています。

最近ではポリフェノールが含まれるカカオの含有量を増やした、ハイカカオチョコレートも増えました。
カカオの含有量が85%の場合、1粒(5g)で150mg程度ものポリフェノールが含まれている計算になります。板チョコ(ブラックチョコレート)の場合だと1と1/2かけ(5g)で60mg程度です(ミルクチョコレートでは半分の30mg程度)。

ただ、チョコレートは脂質や糖質が高いので食べすぎには注意です。
適度な量を楽しみつつ、食生活に取り入れてみましょう。

りんひろこ

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料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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