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2022.01.26

【トレイルランザック】冬のトレランや帰宅ランで活躍!20L前後のおすすめ大容量ザック

RuntripMagazine

トレイルランやPCや書類を入れる必要のある帰宅ランにはトレイルランザック(ランニングバッグ)が必需品。厚着になる寒い季節は大きな容量のザックが必要になります。8〜10L程度の小さいザックは既にあるけど、もう少し大容量のザックが欲しい方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では大容量のトレイルランザックを紹介。東京都立川市のトレイルランニング専門店『Trippers(トリッパーズ)』店長で、ご自身もトレイルランレースを走る朝長拓也さん、スポーツMCの岡田拓海さんとおすすめアイテムをレビューしていきます。

大容量ザックの選び方とは

(左から)スポーツMC 岡田拓海さんとTrippers店長 朝長拓也さん

参照元:https://mg.runtrip.jp/archives/70239?utm_medium=rss&utm_source=kencom

(左から)スポーツMC 岡田拓海さんとTrippers店長 朝長拓也さん

岡田:以前にも10L程度のトレイルランザックを紹介しましたが、厳しい寒さが続くこの季節。着替えをたくさん入れるために大容量のザックが必要になりますよね。朝長さん、まずは大容量のザックを選ぶポイントについて教えてください。

■10L前後のザック紹介はこちら

朝長:まずは、用途を明確にすることが重要です。容量は15〜30Lと幅広く、持ち運ぶ装備や荷物のサイズ感を把握する必要があります。たとえば、トレイルランは防寒具に加えて、休憩時のためにクッキング用品を持っていくことも考えられますよね。

岡田:シーンに応じて荷物は変わるので、装備品のイメージがないと適切な容量が分からないですよね。朝長さんが言うようにトレイルランの途中で料理を作りたい方はクッキング用品を持つ方もいます。

朝長:10L程度のザックは用途が限られますけど、容量が大きいザックは登山や他のアクティビティに使えます。どんなアクティビティに使用するか考えながらトレイルランザックを選んでみてください。

20Lザックに入るものは?

20L程度のザックは着替えやPC、エイドキットを入れても余裕がある

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20L程度のザックは着替えやPC、エイドキットを入れても余裕がある

岡田:10Lのザックを持っている方は少し大きめの15〜20L程度のサイズを検討すると思いますが、実際にどれくらいの荷物が入るか朝長さんと実践してみます。朝長さんにトレイルランに必要な荷物を用意していただきました。レインウエア(上下)、防寒着(上下)、中綿ジャケット、Tシャツ、タオル、エイドキット、ライトですね。

朝長:必需品に加えて、寒さが厳しい時を想定して冬物のジャケットも入れてみます。さらに、帰宅ランをする方の参考にノートPC(13インチ)も内側のポケットに入れてみます。

岡田:用意した荷物を、しっかりと畳まなくても余裕を持って入れられました。帰宅ランでもノートPC、スーツ、書類を十分入れられますね。

朝長:10L程度のザックではA4サイズのクリアファイルが入りませんが、20Lは書類やノートPCが問題なく入ります。

岡田:なるほど! パッキングを実践してみた20Lのザックを基準にご自身の荷物に合わせて、容量を選択できると良いですね。そのほか選び方に注意点はありますか?

朝長:ザックを購入する前にサイズ感を確かめることをおすすめします。ザックそのもののサイズ感や荷物による揺れが気になる場合もあります。特に小柄な方や女性は注意が必要ですね。複数のサイズ展開があるもの、ハーネスで調整できるアイテムもあるのでそうしたアイテムを確認してみてください。

岡田:特に帰宅ランでは日常的に使うことになりますから、サイズ感は重要ですね。

大容量トレイルランザック4選

ここからは朝長さんがおすすめする大容量トレランザックを4つ紹介していきます。どのモデルもユニークな機能性を持つ、便利なアイテム。ぜひ、ご自身のランニングスタイルにフィットするアイテムを見つけてください!

【15L】ブラックダイアモンド|Distance15

ブラックダイアモンド|Distance15

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ブラックダイアモンド|Distance15

朝長:最初に紹介するのは、ブラックダイアモンド『Distance15』。商品名に記載されている通り、サイズは15Lです。

岡田:15Lでもずいぶん大きく見えますね。『Distance15』の特徴を教えてください。

朝長:背面のシンプルなデザインとツルツルとしたカバーが特徴ですね。雪山や岩場を登るなどトレランだけでなく、険しい山でのアクティビティに使える仕様。岩が擦れても問題ないよう外側が丈夫な素材で覆われ、クライミング用品を収納できる構造に作られています。

岡田:山でのアクティビティ中に邪魔にならないような背面ですね。対照的に前面はポケットも多く、機能的ですね。

朝長:前面のポケットは500mlのボトルやスマホが入り、とても便利なアイテムです。荷室は1つで、荷室内部にハイドレーションやノートPCが入るポケットが付けられています。

岡田:15Lとコンパクトな印象ですが、機能性はしっかりとしていますね。

【商品詳細】

・価格:¥17,930(税込)

【20L】パーゴワークス|RUSH 20

パーゴワークス|RUSH 20

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パーゴワークス|RUSH 20

朝長:こちらは、パーゴワークス『RUSH 20』。容量が少し大きめの20Lです。

岡田:『RUSH 20』は、この容量のトレイルランザックのなかで定番モデルという印象があります。

朝長:前面はボトルが入るポケットやスマホが入る収納を搭載。背面にもポケットが付けられ、とても使いやすいです。『RUSH 20』と先ほど紹介した『Distance15』は、ランニングの荷物の多い方や帰宅ランをする方へ最初におすすめしたいモデルです。

岡田:そして、パーゴワークスのトレイルランザックはハーネス部分にパッドが搭載され、肩周りが痛くならない工夫が施されていますね。

朝長:容量が20Lになると目に見えて大きいですが、荷物を入れても重心が高い位置に保たれるのでランニング時に揺れづらいザックです。

・価格:¥17,600(税込)

【18-24L】インスティンクト|XX

朝長:次に紹介するのは、面白い機能が満載のインスティンクト『XX』。収納が充実していて、前面のポケットだけでボトルが2L分入ります。ザック上部には取り外しできる雨蓋や荷物に合わせて容量を変えられるロールトップも付けられています。このようにシーンに合わせて18〜24Lまで幅広くサイズ感を変えることができます。

岡田:細かい部分の工夫が盛りだくさんで面白いです。ロールトップの荷室とメインの荷室が分かれているので、雨で濡れそうな時に荷物を分けられますね。インスティンクトはあまり馴染みがないブランドですが、ユニークなアイテムを展開していて今後注目していきたいですね。

・価格:¥32,450(税込)

公式サイトはこちら

【25L】ネイサン|ジャーニー 25L

ネイサン|ジャーニー 25L

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ネイサン|ジャーニー 25L

朝長:最後は、ネイサン『ジャーニー 25L』。25L入る大容量モデルです。

岡田:容量が25Lになると、15〜20Lのザックとは一段見た目が異なりますね。ザックというより『バックパック』に近い印象です。

朝長:収納は前面のポケットに加えて、サイドにもボトルが入れられる作りになっています。メインの荷室は荷物量によって大きさを調節可能。ザックのサイズ展開も豊富で、一番小さいものでXSからサイズが展開されています。

岡田:身体にフィットして揺れないものを選ぶことは重要ですから、小柄な女性にもおすすめですね。

・価格:¥22,000(税込)

Trippers店長の朝長さんと冬のトレイルランや帰宅ランにおすすめの大容量トレイルランザックを紹介しました。選び方やおすすめアイテムを参考にフィットするザックを見つけて、快適なランニングライフを送っていきましょう!

朝長 拓也さん
トレイルランニング専門店 Trippers 代表/ JAFTスポーツシューフィッター
2012年にトレイルランニングに目覚め、2017年にTrippersを立ち上げる。
※前職はアパレル企業で服の型紙を作るパタンナー
2018年トレニックワールド彩の国100mile 完走
2020年 KOUMI100 完走

記事を書いた人  Runtrip編集部

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