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2021.12.21

ランニングにも使える!寒い冬のトレランで活躍する機能性抜群なグローブ4選

RuntripMagazine

スポーツMC 岡田拓海さん(左)、Trippers店長 朝長拓也さん(右)

参照元:https://mg.runtrip.jp/archives/68585?utm_medium=rss&utm_source=kencom

スポーツMC 岡田拓海さん(左)、Trippers店長 朝長拓也さん(右)

日に日に寒さが増すこの時期。ランニングをする際に『グローブ(手袋)』が必需品になってきました。各ブランドからランニンググローブが展開されていますが、耐久性、機能性に優れたトレラン用グローブを選んでみてはいかがでしょうか? トレイルランナーだけでなくロードランナーも必見のアイテムをご紹介します。

Runtripお馴染みのスポーツMC 岡田拓海さん、トレイルランニング専門店『Trippers(トリッパーズ)』店長で、ご自身もトレイルランレースを走る朝長拓也さんとレビューします。これから寒くなる時期にもトレランを楽しむ方、暖かいランニング用グローブを探している方はぜひ参考にしてみてください。

耐久性が高いトレラン用グローブ

岡田:立川にあるトレイルランニング専門店『Trippers』に来ました! 今回は寒い季節に活躍するトレラン用グローブをレビューします。朝長さんよろしくお願いします!

朝長:よろしくお願いします!

岡田:寒い冬のトレイルランには『手袋』『グローブ』が必須アイテムですよね。改めて、トレラン用グローブの特徴を朝長さんに解説していただければと思います。

一般のランニンググローブとトレラン用グローブの違いはどんな点ですか?

朝長:トレラン用グローブは “手をつくこと” を想定したアイテムが多いです。走る時にポールを持つ、岩を掴むといった手を使う動作がトレランには多いので、手のひら部分の耐久性が高いものが多いんですよね。たとえば、耐久性を高めるために人工スエードのような素材が採用しているモデルもあります。一方、ランニンググローブは耐久性というよりも汗を拭けるようにパイル素材を使用している。目的によって素材が異なる点がロード用とトレラン用の違いになります。

岡田:なるほど! そんな違いがあるんですね。具体的に、寒い時期に適したおすすめモデルはありますか?

朝長さんおすすめのトレラン用グローブ4選

エクストリミティーズ「メイズランナーグローブ」

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エクストリミティーズ「メイズランナーグローブ」

朝長:まずは、エクストリミティーズの『メイズランナーグローブ』です!

岡田:手の甲がキラキラしていますね! リフレクターが付いていて、光るんですね。

朝長:そうなんですよ。リフレクターが1色ではなくて虹色に光ります。素材はそこまで厚くないですが、手の甲が防風仕様につくられているので冷たい風を受けてもほどほどに暖かい。また、指先部分は滑り止めが付いているのでスマホが落ちる心配もありません。

岡田:防風仕様に作られているのは嬉しいです! 親指部分には切り返しが付いているんですね。

朝長:そうなんですよ。パイル地で作られていて、汗を拭けるような仕上がりです。

岡田:親指の甲で汗も拭けるんですね! さすがエクストリミティーズ。これくらいの生地の薄さであれば、秋から冬にかけての涼しい時期に着けてもいいですね。さらに寒い季節はどんなモデルがおすすめですか?

サロモン「FAST WING WINTER」

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サロモン「FAST WING WINTER」

朝長:もう少し寒い時期であれば、サロモンの『FAST WING WINTER』がおすすめです。こちらは防風仕様ではなくやや薄めの素材ですが、寒い時は手首の収納部分からミトンを出して被せると暖かくなります。

岡田:状況に応じて変えられるのは良いですね! 防風仕様の素材で作られたミトンを付けられるので、寒い時でも安心ですね。

朝長:そうなんです。ミトンで風を防げるので、一枚重ねるだけで体感温度は全然違ってきます。

岡田:手のひら部分の耐久性もしっかりとしていますね。人差し指と親指の先がスマホを操作できるのも便利ですね!

朝長:スマホを操作できるのは便利ですよね! そして、3番目に紹介するおすすめモデルがブラックダイアモンドの『ウィンドフード グリッドテック』!

岡田:『グリッドテック』ということは? フリース素材が使われているということですか!?

ブラック ダイアモンド「ウィンドフード グリッドテック」

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ブラック ダイアモンド「ウィンドフード グリッドテック」

朝長:そうです! グローブの裏地にフリース素材が採用されています。フリース素材がグリッド状に作られているので暖かさと通気性を両立していますが、手首部分にミトンが収納されているので寒い時にはミトンを出すと保温してくれます。

岡田:グリッド状のフリース素材のおかげで暖かくて通気性も良い。さらに、ミトンも付いているので幅広い気温、天候に対応できるモデルですね。

朝長:ミトンを付けるととても暖かいです。ランニンググローブはミトンを付けることが一般的ではないですが、ランニングウェアで考えるとロングスリーブを着て、寒い時はさらにウインドシェルを着て身体を暖めますよね。そこに近い感覚です。

岡田:なるほど。そういうことなんですね!

朝長:ミトンが付いていると暖かさが変わります。走り出した時は寒いからミトンを付けて、暖かくなったら外すという調整ができるのでミトン付きがおすすめです。

岡田:ここまで紹介した3モデルだけでも、寒い冬を乗り越えられそうな気がしますね!

エクストリミティーズ「パラドックス グローブ」

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エクストリミティーズ「パラドックス グローブ」

朝長:はい! ここまで紹介した3モデルでも冬のトレランに十分対応できます。ただ、雪がたくさん降る地方の方やそうした地域の山へ行く方には、中綿が入っているエクストリミティーズ『パラドックス グローブ』がおすすめです。中綿には『プリマロフトゴールド』という素材が使われていて、気温が氷点下で指先が悴む時でも暖かいです。

岡田:たしかに暖かいですね。そして、グローブ内側の肌触りがとても気持ちいい! 表面は革のような素材が配されていて、耐久性も高そうですね。

朝長:耐久性がしっかりある素材が使われています。一方で、素材がしっかりとしたグローブはかさばるイメージありませんか?

岡田:そうですね……大きいので、かさばってしまいますよね。

朝長:なんと、パラドックス グローブは付属の袋にコンパクトに収納できるんです!

付属の袋はテニスボールほどの大きさ

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付属の袋はテニスボールほどの大きさ

岡田:すごい! グローブのつくりはしっかりしているけど、肌触りも含めて柔らかいので伸縮して袋に収納できるんですね!

朝長:山へ行くとき麓ではそこまで寒くなくても、標高が上がるにつれて寒くなることもあります。「今日は寒くなるかな? 」 という時は荷物に入れていくと重宝します。

岡田:冬のトレランは気温が10℃以下になることが多いですよね。そういったシーンのために持っておくと便利ですよね。さて、4モデル紹介してきましたが、グローブを選ぶ際、確認しておきたいポイントはありますか?

朝長:そうですね……選ぶときにサイズ感を確認したいですね。ブランドによってサイズ感が異なるので、グローブとは言えど試着することをおすすめします。また、スマホを操作可能なモデルが多いですが、素材によってスムーズに操作できるものとそうでないものがあるので実際にチェックしてみてください。

岡田:なるほど。実際にサイズ感をチェックして、自分のスマホで操作できるかを確認してみることがベストということですね。実際にお店へ行ける方ぜひ試着してから購入してみてください。

朝長さん、トレラン用グローブについて教えていただいてありがとうございました!

ご紹介したアイテム

1.エクストリミティーズ|メイズランナーグローブ

・価格:¥4,620(税込)

2.サロモン|FAST WING WINTER

・価格:¥4,400(税込)

3.ブラック ダイアモンド|ウィンドフード グリッドテック

・価格:¥6,160(税込)

4.エクストリミティーズ|パラドックス グローブ

・価格:¥6,160(税込)

朝長 拓也さん
トレイルランニング専門店 Trippers 代表/ JAFTスポーツシューフィッター
2012年にトレイルランニングに目覚め、2017年にTrippersを立ち上げる。
※前職はアパレル企業で服の型紙を作るパタンナー
2018年トレニックワールド彩の国100mile 完走
2020年 KOUMI100 完走

記事を書いた人   Runtrip編集部

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