2021.11.17
ダイエット中のおつまみに!食感がクセになる「セロリとイカの豆板醤炒め」
高タンパク低カロリーの代表的食材であるイカ。
強い旨味とほんのり甘い味で日本人に親しまれていますが、実は、日本は世界一のイカ消費国。世界の漁獲量の約半量を日本人が消費していたこともあるほどです。
今回はイカを中華風の炒め物に。中華料理ではきゅうりやセロリなどシャキシャキした野菜と合わせて炒めることで、イカのぷりぷり食感をより際立たせています。
豆板醤を油に溶かしてから炒める豆板醤炒めは、豆板醤の香りがとっても香ばしく、ご飯がすすみますよ。
【材料(3〜4人分)】
セロリ 1/2本
イカ(スルメイカやアカイカなど) 中1杯(200~250g程度)
油 小さじ1
豆板醤 小さじ1
A
塩 少々
こしょう 少々
酒 大さじ1
片栗粉 大さじ1
B
しょうゆ 大さじ1/2
酒 大さじ2
酢 大さじ1/2
砂糖 小さじ1
作り方
1.イカの下処理をする。
げそを引っ張ってワタ(内臓)ごと胴体から抜き取る。
胴の中に残っている軟骨を取り出し、胴体の中を水でよく洗う。
げそとワタを包丁で切り離し、げそから目玉とくちばしを切り取って捨てる。
2.イカの胴体を1cm幅に切り、げそも2本ずつ程度に切り離す。セロリは斜め薄切りにする。
3.イカにAをまぶしてよく混ぜ合わせる。
4.フライパンに半分くらいの高さの水を入れて沸騰させ、3のイカを入れて2分茹でたらザルに取り出す。
5.4のフライパンの水気をペーパーでふき取り、油と豆板醤を入れて弱火にかけて炒め、香りが出てきたらいったん火を止めて、Bの調味料を入れよくかき混ぜる。
6.再び中火にかけて、セロリと4のイカを加えて炒める。1~2分して全体にたれが絡んだら出来上がり。
おいしいワンポイントアドバイス
イカの旨味と甘みのもとはタウリンと呼ばれるアミノ酸の一種です。肝機能を高めたり、コレステロールや中性脂肪を減らす効果、動脈硬化や心疾患の予防にも役立ちます。
りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。