2021.11.09
「瓜椒散」はなんと読む?【脳チャレ#53】
今日11月9日は「119番の日」。「119番」は、急な怪我や火事などもしもの時に通報する大切な窓口ですが「110番」と混同している方も多いのではないでしょうか。もしもの時はいつやってくるかわかりません。これを読んで不安になった方はぜひ検索をして調べてみてくださいね。
それでは今週の問題はこちらです。
問題
法則を読み解き、「瓜椒散」がなんと読むか考えてみましょう。ヒントは背景に薄く見える「OLD MOON」です。
謎提供:南 晃
▼答えは矢印の下▼
解説
・答え「きこう」
・解説
文字数が少なくて情報があまりないですね。
普段あまり使わない漢字、「椒」が数少ない手がかりです。
「椒」を使う熟語を考えてみましょう。
地名などを除くと、「山椒」や「胡椒」くらいしかありません。
・・・胡椒?
「麻:ご」でした。
これ「胡麻」(ごま)ではないでしょうか?
それぞれの漢字の前に「胡」をつけて熟語にしてみましょう。
胡 桃=くるみ
胡 麻=ごま
胡 座=あぐら
胡 蜂=すずめばち
「すずめばち」はちょっと難しいですが、見事に一致しています。
さあ、こたえを導きましょう。
胡瓜:「き」ゅうり
胡椒:「こ」しょう
胡散:「う」さん
なので、答えは「きこう」です。
そういえば、背景にうっすらと「OLD MOON」とありますね。
漢字に直すと「古」「月」で「胡」なので、これも手がかりだったようです。
ちなみに、「胡」をつかった難読熟語は、このほかに
胡乱=うろん
胡孫眼=さるのこしかけ
胡頽子=ぐみ
胡蝶花=しゃが
などがあります。