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2021.09.29

お野菜で美味しいおやつを召し上がれ。つるん食感が楽しい里芋餅【楽旨おやつ#10】

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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秋は芋の収穫時期。さつまいもや里芋、ジャガイモなどが美味しい季節ですね。
さつまいもはよくお菓子にも使われますが、里芋はおかずとして食卓に並ぶことが多いかと思います。

里芋はタロイモの一種で、タロイモは台湾やベトナムなど東南アジアではスイーツにもよく使われます。
タロイモ特有の粘りとホクホク感にタピオカ粉などの粉を加え、つるんとした食感をプラスしたタロイモ餅系のスイーツはいろんな種類があります。

今回は、里芋に片栗粉を加えて茹でた里芋餅をご紹介します。

材料(2人分)

里芋 小3個(約100g)
片栗粉 大さじ1
水 大さじ1/2
砂糖 大さじ1
黒蜜(あれば) 適量
※黒蜜の他、きなこやあんこをのせても美味しいですよ。

作り方

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1.里芋は皮をむいて1cm幅に切る。

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2.耐熱容器に並べてラップをし、600Wの電子レンジで3分30秒~4分加熱する。

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3.里芋が熱いうちにフォークなどでつぶし、片栗粉、水、砂糖を加えて手で塊をつぶしながら混ぜ合わせる。

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4.4等分にして丸めて平たくつぶす。

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5.たっぷりの湯を沸かし、4を入れて茹でる。浮き上がってきたら冷水にとる。

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6.器に盛り付け、黒蜜をかける。

おいしいワンポイントアドバイス

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里芋にはガラクタンと呼ばれる、炭水化物とタンパク質が合わさった食物繊維が豊富に含まれていて、動脈硬化や高血圧などの予防になります。
また、同じく里芋に含まれるムチンという食物繊維は便秘解消に役立ちます。

りんひろこ

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料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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