2021.09.15
ダイエット中の低糖質ヌードルとしても◎金糸瓜と鶏肉ととうもろこしのスープ
金糸瓜(きんしうり)は別名「そうめんかぼちゃ」とも呼ばれていて、夏になるとスーパーでも見かける野菜です。
茹でると糸状にほぐれ、そのシャキシャキとした食感がおいしい野菜です。
サラダや酢の物にすることが多いですが、今回はほっこりおいしいスープに仕上げました。
さらにボリュームを出したい場合は、茹でたそうめんを入れても美味しいですよ。
【材料(4〜6人分)】
金糸瓜(そうめんかぼちゃ) 中1個
鶏もも肉 1枚
にんにく 2片
とうもろこし 1本
油 大さじ1/2
水 1,200ml
A
鶏がらスープの素 小さじ1
塩 大さじ1/2
酒 大さじ2
作り方
1.金糸瓜は3cm幅程度の輪切りにし、横にして十字に切り込みを入れ、それぞれ種を切り落とし、皮をむく。
2.とうもろこしは半分の長さに切り、縦にまな板において、とうもろこしの実をそぎ落とす。
3.鶏肉は一口大に切る。にんにくは乱切りにする。
4.鍋に油を熱し、にんにく、鶏もも肉を入れて炒めて、鶏肉がこんがりきつね色になったら、とうもろこしの実を入れてさっと1~2分炒める。
5.水を加えてから、1の金糸瓜を加えて煮込む。とうもろこしの芯も加えて煮込むと甘みが増す。
6.蓋をして15分煮たらAを加えて、2~3分煮たら出来上がり。お好みで金糸瓜を箸などでほぐす。
※そうめんやゆでうどんを入れてもおいしい。
※冷蔵庫で1週間保存可能。
※生のとうもろこしがない場合は、コーン缶を使ってもOK。
おいしいワンポイントアドバイス
金糸瓜は、かぼちゃと言っても糖質が少ない野菜。そのため低糖質なスープヌードルとして、糖質オフダイエットをしている方にもおすすめの一品です。
サラダなどにする場合は、一度茹でてから繊維をほぐす工程があるため手間がかかりますが、スープにしてしまえば他の具材と一緒に煮て最後にほぐすだけで簡単です。
今回はとうもろこしの甘みを加えたスープにしましたが、糖質オフダイエット中の方は、とうもろこしをブロッコリーに変えてもおいしくできますよ。
りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。