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2021.09.08

5分でパパッと完成。野菜が主役の「甘唐辛子とにんにくのソース炒め」

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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夏になると、ししとうや万願寺とうがらしなど、辛みの少ない甘唐辛子が出回ります。
クセや苦みが少なく非常に食べやすいため、いろんな炒め物からスープまでいろんな料理に使える便利食材です。

今回は甘唐辛子をメインに、食べ応え満点の野菜おかずを作りました。
にんにくの旨みとソースのコクでお肉なしとは思えない、ご飯にもお酒にも合う嬉しい一品です。フライパン1つだけで約5分ほどで完成するので、夕飯にもささっと出せます。

【材料(3〜4人分)】

甘唐辛子 5本
パプリカ 1個
にんにく 3片
油 大さじ1


中濃ソース 大さじ2
醤油 大さじ1/2
酒 大さじ1

作り方

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1.甘唐辛子はヘタを切り落とし、縦半分に切ってから乱切りにする。パプリカはヘタと種を取って細切りにする。にんにくは薄切りにする。

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2.フライパンに油を熱し、にんにくを入れて香りがたったら、甘唐辛子とパプリカも加える。

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3.甘唐辛子につやが出るまで1~2分炒めたら、Aの調味料を加えて、全体に絡めるように炒め合わせる。

おいしいワンポイントアドバイス

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甘唐辛子やパプリカは、どちらもβカロテンを豊富に含む緑黄色野菜。抗酸化作用や、皮膚や粘膜の健康維持に効果があり、夏の疲れが出てくるこの時期には強い味方です。
これらに豊富に含まれるビタミンCは、風邪の予防や疲労回復、肌荒れ防止などに効果があります。また、ビタミンEには強い抗酸化作用があります。

脂溶性のビタミンAもEも含まれているので、さっと油で炒めることで吸収率が高まります。簡単に作れて、作り置きおかずにすれば冷蔵庫で4〜5日ほど保ちます。

りんひろこ

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料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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